ちひさきはないれ　きねがた

野草を摘んで飾るための小さな一輪差し。
日本に古くから伝わる形をそのまま小さく、手のひらサイズにしました。
小さいからといって妥協することなく、裏面に至るまで細部にこだわって。
白く、くせのない木目が生けた草花をより一層引き立てます。

表面にはウレタン樹脂による保護塗装を施していますが、お水を入れてのご使用はできません。

【材質】
　　天然木（楓）
【サイズ】
　　最大直径:約3cm 挿し口内径：約0.3cm　高さ:約4.2cm
【重さ】
　　約13ｇ
【作家】
　　工房灯りのたね（旭川市）
　　井上寛之さんと井上美由紀さんご夫婦が旭山動物園の麓で営むちいさな工房。
　　・井上寛之
　　　工房　灯のたね　代表。
　　　2007年、木工の経験も無く突然起業。
　　　木材が反る方向すらわからなかった。
　　　今にして思えば無謀だったかもしれない。
　　　そんな素人にも優しくしてくれた先輩たちがいた。
　　　旭川という土地だからやってこれたのだ。
　　　木工について、多くの知識や技術を教えてもらったけれど、
　　　一番教えられたのは、人の繋がりがモノ造りなんだということ。
　　　感謝してもしきれない。
　　　だから、次へ繋げ、この土地に還元することが恩返し。

　　・井上美由紀
　　　大規模工場での作業経験を有し、クレーンからフォークリフトの免許、
　　　さらには職長教育の資格まで持ちあわせている万能作業員。
　　　製作の補助から仕上げ、塗装まで多種多様に対応。
　　　決して妥協を許さない、厳しい製品管理のもと、品質の向上に努める。
　　　知る人ぞ知る「工房　灯のたね」の心臓部。